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レーザー機で加工してはいけないもの!?についての話

「???」木にレーザー刻印


こんにちは!株式会社LDFの黒田です!

今回は、レーザー機で加工してはいけないもの!?について話していきます。

 

早いもので入社して4か月が経過しました!!!😁

弊社に完備してあるレーザー加工機を色々触らせてもらって、自分で色々加工できるようになってきました!

まだまだ先輩頼りになってしまっている部分もありますが…。😓

よく問い合わせがある加工案件としては、
CO2レーザーにおいては、アクリルや木、紙、ゴムが多く、
ファイバーレーザーにおいては、ステンレスやアルミなどの金属類が多く、
UVレーザーにおいては、テフロン素材や金属類に微細加工といったところが多い印象にあります。

そこでふと疑問に思いました。

レーザー機において、加工してはダメなものとは一体何なのだろうと……。

なんとなくガス缶などはダメなんだろうと思いますが、
他にもきっとあるはず!!

これは早速先輩社員の方に聞いてみよう!

黒田「レーザー機で加工してはダメとされてるものって、ガス缶とかの爆発する可能性があるもの以外もあったりしますか?」

先輩「そこそこあるよ👍」

やはりあるっぽいですね!しかも、少しではなく”そこそこ”とのこと!
レーザーが壊れたり、人体に影響する可能性もあるので、このブログを機に僕と一緒に覚えていきましょう!!

まず一つは、やっぱりガス缶などの爆発の可能性があるものです!

ガス缶などの爆発の可能性のある例(パーツクリーナー)

ガス缶などの爆発の可能性のある例(パーツクリーナー)

これは容易に想像がつきますね!
モノによっては、熱やレーザービームと反応するものもあるので、絶対に加工しちゃダメです!

二つ目に、銅素材などの高反射材もレーザー光を吸収せずに反射してしまうので要注意です。

(特に鏡面仕上げだと、さらに反射しやすいですね)

銅素材例

銅素材例

理由としては、レーザー光が反射してしまうと、レーザー機自体にダメージが入る可能性があるためです。
レーザー光が反射してしまうと、エネルギーの核となるパーツの発振器が壊れてしまいます。そうすると、修理が必要になるケースが出てきてしまいます。
最悪、発振器交換となり、結構高い費用がかかることも……。😨
本当に気を付けましょう!

ちなみに、プラスチック素材は加工時に悪臭が出てしまうので、加工してはいけない雰囲気がありますが、
加工時に発生した粉塵は、レーザー機自体に悪影響を及ぼしません。(人体には影響がありますので、しっかりと集塵脱臭装置で綺麗な空気にしましょう。)

ただ、簡単にプラスチックと一括りにしても幅広いので、

その中でも塩ビと呼ばれる塩化ビニル樹脂(PVC)はNGとなります。

これが三つ目となる素材になります!

塩ビ素材例

塩ビ素材例

理由としては、酸化作用があるため、駆動部分やミラーがすぐにダメになってしまうためです。
見た目ではわからないため、心配な場合は、ミラーを中心に清掃していきましょう。
その際、専用のレンズ洗浄液があるため、そちらを使用していきます!

専用のレンズ洗浄液

専用のレンズ洗浄液

先輩の言う通り、そこそこ加工してはダメなものはありましたね。

そのため、加工物で問題ないかよく確かめてから行いましょう!

もし、気になる素材や、レーザー加工機などあれば弊社ホームページの、問い合わせフォームからお気軽に連絡ください♪

逆に、加工しても問題ないものはどんどんやっちゃいましょう!
もしかしたら、まだレーザー加工機と相性の良い素材が眠ってるかもしれません!!!

そしたら一攫千金のチャンスか………。笑

冗談は置いといて、今回は以上!!

今後もレーザーについて勉強し、ブログの更新していこうと思いますので、
一緒に勉強してる感覚で見ていただければ嬉しいです!

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