「加工したいものがあるが、どのようなレーザー加工機が適しているかわからない」
そのようなご要望にお応えして、加工目的や用途に合わせて最適なレーザーをお選びいただけるページをつくりました。
マーキング/彫刻
木、アクリル、ゴム、MDF、ガラス etc.
主に25W~120WのCO2レーザーです。
レーザー出力が高いほど単位時間当たり深く彫刻することができます。
レーザービームのスキャニング方式はインクジェットプリンタのようなXY駆動で、ガルバノスキャニング方式と比べると加工スピードは遅いですが、幅広いエリアを一括でマーキング/彫刻することが可能です。
※こちらのレーザーは木、アクリル、ゴム、MDF等をカッティングできますが、ガラスはカッティングできません。
金属、樹脂 etc.
主に20W~100Wのファイバーレーザーで、様々な金属や樹脂をマーキングすることができます。
彫刻することはできません。
※彫刻は「彫る」加工法ですが、マーキングは彫刻に比べて「浅く加工」または発色させることです。
平面へのマーキングだけでなく加工材料の形状に合わせて3Dレーザーマーキングが可能な機種もあります。
ファイバーレーザーの加工事例はコチラ
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UM-2
超小型YAGレーザーマーカー。小型ながら特にプラスチックへのマーキングに威力を発揮します。
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XRF-series
高効率発振により幅広い用途。樹脂カラーマーキングや鏡面金属マーキングに最適。
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Mark Boy
持ち運びも可能なコンパクト&低価格レーザーマーカ
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LSFD_series
ハーフキャビネットタイプ、パソコン標準仕様(搭載レーザー発振器により詳細仕様が異なります)
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MarkStar MOPA
パルス幅可変MOPAファイバーレーザーにより、様々な金属や樹脂を鮮明にマーキングが可能。
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3D fiber lasermark series
3D形状へのハイスピード・精緻マーキング可能
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Flying series
製造ラインに同期したフライマーキングが可能
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Mark LABO
保護筐体仕様で、安全を重視したファイバーレーザーマーカ。
カッティング
ステンレス、アルミ、真鍮、炭素鋼、チタン、非鉄金属
主に数百ワット~KWのファイバーレーザーで、1KW以上の出力では、厚さ数mm の鉄板を切り抜くことも可能です。
※Smart LaserXLはCO2レーザーで1mm以下のステンレス等をカットできますが、カット端面は仕上げが必要な場合があります。
※これらのレーザー加工機はカッティング専用で、マーキング/彫刻はできません。
レーザーの加工事例はコチラ
木、アクリル、ゴム、MDF、布、紙、etc.
主に20W~120WのCO2レーザーです。
レーザー出力が高いほど、より厚い素材をより早くカッティングすることができます。
レーザービームのスキャニング方式は一筆書きです。
※こちらのレーザーは彫刻とカットが可能です。
CO2レーザーの加工事例はコチラ
微細加工
銅、シリコン、ガラスエポキシ、ポリカ、PCB、金 etc.
非熱加工で、金属や樹脂の高発色、微細加工を可能にします。
加工材料の形状に合わせて3Dレーザーマーキングが可能な機種もあります。
※より短波長、短パルスのピコやフェムトレーザーや観察光学系等を有する特注レーザー加工システムは、
弊社のパートナーとの連携で設計・開発し、お客様のニーズにお応えすることも可能です。
ファイバーレーザーの加工事例はコチラ
溶接
スチール、ステンレス、アルミ
従来のTIG溶接では不可能だったアルミやステンレスも高速で高品質の溶接をすることができます。
また、TIG溶接作業には熟練が必要とされますが、レーザー溶接は半日程度の操作講習を受けるだけで初心者でも安定した品質の溶接作業をおこなうことができます。
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