昨年、(株)LDFと一般社団法人ファブデザインアソシエーション(FDA)は、 拓殖大学工学部デザイン学科准教授・アルバレスハイメ先生と ひのき工房(福祉サービス事業所)とのコラボによる共同演習を実施し ました。
演習後も学生たちは熱心に自分たちの作品の商品化に向けて積極的にブラッシュアップして各イベントに参加するなど大きな成果がありました。
そして、今年も(株)LDF/FDAとハイメ准教授との共同研究「プロダクトデザインⅡ演習」が2年生を対象に9月14日よりスタートしました。
今年はコロナ禍の中、拓殖大学ではまだ通常授業が再開されておらず、オンラインでの授業が続いています。第1回目の今日はオンラインでしたが、ハイメ先生の授業の内、10と月11月には特別に4日間ほど工場を使っての実習も含まれています。学生たちにとっては久しぶりの「ものづくり」の機会になります。
今回の共同演習の具体的な課題は「レーザー加工機を活かした時計のデザイン」。
置時計、壁時計、そしてその他の時計…(腕時計は除く)をレーザーカッターの良さを生かした作品づくりをしてもらいます。
「新規性」「見た目」「実用性」などが重視されてきます。大学側から提供されるものはムーブメントと木材やアクリルなどの材料。
オンライン授業だけを継続する学生もいるので希望者のみとはなりますが、今日の授業を受けて11名の学生の参加希望がありました。
(株)LDF/FDAでも過去のさまざまなレーザー教室やワークショップで「時計」づくりを行ってきましたが、若い感性と専門的知識を勉強しているデザイン学科の学生たちが、どんな時計を作り上げるか楽しみです。
実際の授業は9月28日から始まり、12月21日が最終発表となる予定です。(株)LDF/FDAの代表として非常勤プロデューサーでイラストレーターのU-sukeが学生の制作のお手伝いすることになっています。
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