M1 Ultra 使ってみた
2025年7月15日レーザー加工機ドットコムをご覧の皆さんこんにちは、新人です!
ようやく少しずつ仕事が手についてきた感じがしてます。
今回の企画は、「M1 Ultraを使ってみよう!」のPart3です。
前回はこちら!
前回までで、M1 Ultraに元からついている純正のアタッチメントについては解説しました。
今回は、追加購入することで使用できるアタッチメントの「ホットフォイルペン」を深堀していきます!
10、ホットフォイルペンについて
まずこのホットフォイルペン、何ができるのかというと、ずばり箔押しです。
よく、卒業証書やポチ袋などでこのような金色の文字やイラストを目にすると思います。
これがいわゆる箔押しです。金などの金属をフィルム状になるまで伸ばし、それを熱や圧力をかけて圧着させます。近年は、ホログラム箔などの変わり種も出てきています。
ホットフォイルペンを使えば、これが簡単にできるわけです!
(ちなみに、純正アタッチメントにも転写チップがついていますが、こちらは圧力だけでくっつけるため、熱と圧力でくっつけるホットフォイルペンの接着力には劣ります。)
11、早速使ってみよう!
それでは使ってみましょう。
前回の記事でつくったカードに文字を箔押しして、おしゃれなメッセージカードにしたいと思います。
なんと、自分の想像よりもはるかにきれいに箔押しできました!
他にもいろいろ試してみたくなりますね。
前々回で切り取ったお花の画像に額縁を作って、名入れをしてみました。
完成品がこちら!
こちらは木材(MDF)への箔押しでしたが、かなりきれいにつきましたね!
12、そのほかの素材
紙、木材への箔押しはとてもきれいにできましたが、そのほかの素材にはどうでしょうか。
レーザー加工機でよく使われている素材であるアクリルとレザーで試してみましょう!
アクリル
上側がそのまま箔押ししたもの。
下側が彫刻の上から箔押ししたものです。
どちらも線の部分はしっかりつきましたが、面部分にむらが出てしまいました。
彫刻の上から箔押ししたほうがよりしっかりくっつきました。
今回はお試しでやったので、パラメーターを見直せばもう少しきれいにつけることができるかもしれません。
彫刻は今回、P2Sで行いました。M1 Ultraではほとんどのアクリルの加工ができないためです。
しかし彫刻と箔押しがうまく重ならず、ずれてしまいました。
治具や印をしっかりと準備して、ずれないように工夫する必要がありますね。
ちなみに、しっかりくっついてる部分は爪でカリカリしてもはがれませんでした!
レザー
レザーは凹凸が大きいせいかかなりむらが出てしまいました。
何度かパラメーターを調整して試しましたが、きれいに均一な金色を出すのは難しかったです。
ただこちらもカリカリテストは合格!
もう少し研究して、きれいに箔押ししたいですね。
さて、今回はホットフォイルペンを使った箔押しの紹介でした!
なんと今回でM1 Ultra編は最終回になります!
たくさんの機能を紹介してきましたが、使ってみたい機能はありましたでしょうか。
本当に持て余しそうなほど多機能ですよね!
ご覧いただき、ありがとうございました!
M1 Ultra興味出てきたけど、うまく扱えるか分からない…
買ったはいいけど置物と化してしまった…
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これを機に興味を持たれた方は是非ご覧ください!
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2025年6月12日レーザー加工機ドットコムをご覧の皆さんこんにちは、新人です!
早いもので入社してから二か月が経過してしまいました。覚えることがたくさんあって天手古舞な毎日を過ごしています!
今回の企画は、「M1 Ultraを使ってみよう!」のPart2です。
前回はこちら!
7、ペンを使ってみよう
今回はファインポイントペンを使ってみます。
付属のペンは赤、橙、黄、緑、水色、青、紫、黒の8色で、ペンモジュールには専用のペンしか装着できないので実質8色のみしか使うことができません。(ぴったり合うサイズのペンを見つければ使えるかも、、、!)
8、データづくり
せっかくなら8色全てを使用したいので、この8色をつかったイラストをAIに生成してもらいましょう。
様々なAIイラスト生成ツールがありますが、今回は無料で始められるツールとしてCanvaを使ってみました!
「赤、橙、黄、緑、水色、青、紫、黒の8色を使用して、一体の動物のイラストを作成してください。グラデーションは使わず、はっきりとした色分けをしてください。」
と命令してみると、、、
こんな画像が生成されました。思ってたんと違う。。。
何度かチャレンジして、ようやく納得のいくイラストになりました!
最後に、この画像をイラストレーターで編集して整えます。
ペンを使った印刷は画像非対応で、一度線データ(ベクターデータ)に変更する必要があるためです。
(xToolの専用ソフトXCSからでも、トレース機能を駆使すれば修正できますが、多少手間です。。。)
完成品がこんな感じ。
色がくっきりして、綺麗に8色になったのがわかるかと思います。
9、早速プリントしよう!
画像を線データに変更できたので、早速印刷開始します!
さて、今回はペンを使った印刷のやり方でした!
ここまでで、M1 Ultraの純正機能はすべて紹介しました!
ここまででも十分すぎるほど多機能ですが、次回はオプションを導入することでできることを紹介します!
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2025年5月12日レーザー加工機ドットコムをご覧の皆さんこんにちは!
LDFの新人です!
今回の企画は、「M1 Ultraを使ってみよう!」です。
▶P2を使ってみたはこちら!
1、xTool M1 Ultraとは
xTool M1 Ultra はレーザー加工機史上、最も多機能であるといえるでしょう。
レーザーはもちろんのこと、紙や布を切ることができるブレード、ペン、インクジェットをそれぞれ切り替えながら様々な加工を行うことができるんです!
アイデア次第で無限の可能性を見せてくれます!
2、準備をしよう!
まずは「xTool M1 Ultra Unboxing & First Use(xTool M1 Uitra 開梱と初回使用)」という動画を見ながら準備しましょう!
全編英語なので、翻訳を使いながら頑張って見るしかないですが、、、
動画は下に貼っておきます。
3、レーザーを使ってみよう
さっそく、メイン機能のレーザーを使ってみます!
木材はこんな感じでちゃんと切れました。断面もきれいで目立つ焦げなどもないし問題ないですね!
M1 Ultraはダイオードレーザーというレーザーを積んでいるので、アクリルなど透明なものへの加工は難しいですが、木や陶器、一部の樹脂などになら他のレーザー加工機と遜色ない加工ができそうです!
4、その他の機能を使ってみよう
M1 Ultraの魅力といったら、やはこのレーザー以外の機能が充実しているところでしょう!
3種類のブレードと、転写用のチップ、インクジェットと、8色のペン!さらには新しいオプションが登場することも!
もはやレーザー加工機ではなくマルチ工作機とでもいえるような機能の多さです。
M1 Ultra専用のアタッチメントだけでもこんなに多い!全機能使いこなすのも一苦労です…!
5、インクジェットを使ってみよう!
まずはインクジェットを使ってみます!
プリンターのようにとはいきませんが、そこそこ綺麗な印刷ができました!
次はせっかくなので今印刷したこの画像を切り取ってみようと思います!
6、カッターを使ってみよう!
今のところ、M1 Ultraで使えるカッターは全部で3種類!
直線的なカットが得意な
ロータリーブレード
細かいカットが得意な
カッティングブレード
さらに細かいカットが必要な時には
ファインポイントブレード
この3つをうまく使い分けていきます。
まずは、ロータリーブレードを使って画像の淵を切り取ってみましょう。
次に、カッティングブレードを使ってお花の部分だけを切り出してみます。
トレースという機能を使用して、画像から線だけを抽出します。
あっという間にカットできちゃいます!
さて、M1 Ultraで遊んでみたくてうずうずしてきたんじゃないですか~?
ですが今回はここまで!
長くなってきてしまったので次回に続きます!
M1 Ultra興味出てきたけど、うまく扱えるか分からない…
買ったはいいけど置物と化してしまった…
英語ばかりで、メンテナンスや故障が心配…
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