(株)LDF/一般社団法人FDAは、 拓殖大学工学部デザイン学科准教授・アルバレスハイメ先生との共同研究「プロダクトデザインⅡ演習」の具体的な授業が、2年生の受講希望者9名を対象に9月28日から開始されました。
10月と11月には4日間ほど工場での直接的な指導が行われますが、コロナ禍のためそれ以外の授業はすべてオンラインで行われることになります。
今回の共同研究演習の制作課題は「レーザー加工機を活かした時計のデザイン」(置き時計もしくは架け時計)。
今日の午前は、まずFDA非常勤プロデューサーのU-sukeによる「レーザー加工の基本についての話がありました。
レーザー加工機のできること・できないこと、加工可能材料の説明、レーザー加工機の使い方習得によるメリットについてなどを説明。
その後、(株)LDFの吉田圭汰よりウエブカメラを使ってのレーザー加工作品サンプルの紹介があり、レーザー加工機データの作成の方法としてAdobe Illustratorの使い方について実際にソフトを使った講義を実施。学生たちには時計の前に自分の「ネームプレート」をデザインし、そのレーザーデータの作成が実習工場演習までの課題となりました。
午後は、ハイメ先生の指導により学生たちは時計づくりのコンセプト作り・アイデア展開を考える発表を行いました。
生徒たちのオンラインでのパワポを使っての発表に対する講評は、ハイメ先生と助手の羽倉先生、 FDA のU-sukeプロデューサー 、そして元拓殖大学工学部デザイン学科特任教授である竹末俊昭 ・FDA理事長 も参加して行われました。
短時間でのアイデア出しにも関わらず、ユニークなものやコンセプトのしっかりした時計のアイデアがいくつも学生たちから提案がされました。
今後は、課題に対する調査を進め、実際にレーザー加工機にふれることでさらにアイデアをブラッシュアップし斬新な作品ができることが期待されます。
なお、作品の完成した12月の最終プレゼン終了後に、優秀作品にはLDF賞・FDA賞を授与する予定となっております。
次回は、10月5日になります。