レーザー加工機ドットコムBLOG

レーザーで“肉盛りマシマシ”実験 ~限界突破アルミ溶接~

レーザーで“肉盛りマシマシ”実験 ~限界突破アルミ溶接~


こんにちは!株式会社LDFの黒田です!

今回は、レーザーで“肉盛りマシマシ”実験 ~限界突破アルミ溶接~について話していきます。

 

最近、レーザー溶接でアルミを盛りまくるという謎の遊びにハマってます。
「いや、普通アルミって歪むし、盛りにくいでしょ?」と思った方。正解です。でも、レーザーなら意外とイケる。

今回は「どこまで盛れるか?」「何層積めるか?」をテーマに、限界アルミ盛りチャレンジをしてみました。
完全に自己満足企画ですが、レーザー溶接のリアルな肉盛り性能やクセも分かると思うので、良かったら最後まで読んでみてください😁

実験開始!!

【STEP1】普通に一層盛り
まずはいつものビードを1本。

アルミ1.6mmのワイヤーでレーザー溶接した一層目

アルミ1.6mmのワイヤーでレーザー溶接した一層目

→ 超キレイ。
→ 歪みなし。


【STEP2】2層盛り
ビードの上にさらにビードを追加。

アルミ1.6mmのワイヤーでレーザー溶接した二層目

アルミ1.6mmのワイヤーでレーザー溶接した二層目

→ まだ楽勝。
→ 1層目とほぼ変わらない。


【STEP3】3~5層盛りチャレンジ
少し怪しくなってきたか…?

アルミ1.6mmのワイヤーでレーザー溶接した三層目

アルミ1.6mmのワイヤーでレーザー溶接した三層目

→ 3層:盛りが大きくなってきて、最初と最後少し狙いがそれた。

アルミ1.6mmのワイヤーでレーザー溶接した四層目

アルミ1.6mmのワイヤーでレーザー溶接した四層目

→ 4層:3層目とほぼ同じ。

アルミ1.6mmのワイヤーでレーザー溶接した五層目

アルミ1.6mmのワイヤーでレーザー溶接した五層目

→ 5層:漏れすぎて、ビートの上にワイヤーを綺麗に当てるのが難しくなってきた。


【STEP4】MAX盛りチャレンジ
「いったれぇぇぇーーーー!」ってくらい積んでみる。

アルミ1.6mmのワイヤーでレーザー溶接した無限盛り

アルミ1.6mmのワイヤーでレーザー溶接した無限盛り

→ もー、ぐちゃぐちゃ。
→ 盛りの上に乗せるのが、ほぼ不可能になってくる。
→ 歪みもすごくなってきた。

 

今回の実験を通じて

・ワイヤー盛りは意外と楽しい。
・2層までは超キレイ。ビード形状も整う。
・3層目以から怪しくなってくる。
・レーザー溶接の比熱加工がゆえに、穴が開くことはなかった。これは驚き!

今回は以上!!

今後もレーザーについて勉強し、ブログの更新をしていこうと思いますので、
一緒に勉強してる感覚で見ていただければ嬉しいです!


今回使用したレーザー溶接機



bodor welder 1500pro

Welder1500 Pro は、過酷な環境下でも、高速に、簡単に、連続してきれいな溶接を可能にします。
高品質の溶接を簡単に行うことができ、試作から量産まで幅広く活躍します。



bodor Air 600/1200

コンパクトボディにBodorPowerとBodorThinker制御システムを搭載した空冷セルフ冷却Air 1200/600は、比較的低出力ながら高効率のレーザーパワーを生成し、最大4mmの母材を溶接することができます。
素材と厚みごとに溶接パラメータのプリセットがあらかじめ用意されているため、レーザー溶接未経験者でも簡単に溶接することが可能となっています。


******************************************************
株式会社LDF
LDF Corporation, Ltd.

😭「買い替えたいけど予算が・・・。」
😣「脱サラしてビジネスを始めてみたい!」
🤔「こんな加工はできるの?」
レーザー加工機・レーザーマーカー・レーザーカッターの事なら私達にお任せ下さい!

関連記事

コメントは利用できません。
お問い合わせ 用途別機種選択 レーザーレンタル 加工受託サービス オープンラボ 安心アフターサポート 商材カタログ ※商材の詳細はお問い合わせ下さい。  

補助金・助成金について

資金調達

オンラインショップ

▶ xTool

レーザー加工に関する知識

▶ レーザー講座ブログ一覧

▶ レーザー加工講座

レーザー加工機ラインナップ

レーザー加工機について

安心アフターサポート

※ユーザーページは認証が必要です。

会社概要