皆さんこんにちは!
株式会社LDFサポートスタッフです!
今回はレーザー加工の得手不得手を解説します。
加工の現場においてレーザーは万能ではありません。
レーザーの性質を理解することでよりクリティカルな加工が可能になります。
前回はコチラ!やさしいレーザー講座 第4回~レーザー加工の原理~
2-3レーザー加工機でできること、できないこと
そもそもレーザー加工機でできること、できないことは何でしょうか?
確かにレーザー加工機は他の専用加工機と違い、様々なものづくりに使用されていますが、万能ではありません。
加工材料や求められる加工品質によっては、レーザーでなくて電動ドリルで穴を開けるだけで用が足りたり、厚さ2㎜のアクリル板をカットするのに、レーザーでなくても、200円のアクリルカッターで用が足りたりすることもしばしばあります。
以下、できないこと、できないことはないが現実的でない例を挙げてみましょう。
●できないこと
・紙を数十枚重ねてカットしたい>紙と紙の間の空気層に引火して発火してしまう。
・石をカットしたい>カットはできませんが、彫刻することはできます。
●できないことはないが現実的でない
・ガラスをカットしたい>カットすることはできるが装置の価格が数千万円する。
・鋳物の型を彫刻したい>NC工作機械で製作するのが一般的。
・ガラスを深く彫刻したい>一般的なレーザー彫刻機では浅くしか彫刻できません。
深く彫刻したい場合は、サンドブラスターで彫刻するのは一般的。
・厚さ10cmの木材をカットしたい>できないことはないが、木工機械でカットするのが一般的。
次回は→やさしいレーザー講座 第6回
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