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やさしいレーザー講座 第31回
木への色差し
木の彫刻部分に色差しをすると際立ったコントラストができます。通常、楓や桜などの色合いが明るい色の木には色差しは不要ですが、ウオールナットは色合いが濃いのでコントラストを出すためには黒の色差しをするといいでしょう。ただ、色差しをする前に塗料がしみ出さないようにする予防措置を取る必要があります。
例1)
- ペースト状のカーワックスを木の表面に薄く塗布します。
- カーワックスを塗布したままで木に彫刻します。彫刻後、余分なペーストや残留物は拭き取らない。
- 小筆を使って液体状の墨(「ポリッシュ&ワックス カラー ブラック500」がお奨め)で彫刻した部分を塗布します。これは彫刻した部分の木目に吸収しますが、カーワックスで覆われている彫刻した周りの木目には吸収しません。
- 表面が平な木片等にペーパータオルを巻きます。ペーパータオルを巻いた木片を木の表面に擦りつけて、余分なカーワックスを除去します。木片の表面は平らなのでペーパータオルのカスは彫刻溝に入りません。
例2)
- 木の表面に彫刻部より大きめにマスキングテープを貼ります。
- レーザー彫刻
- 塗料が彫刻部のキワ(際)に染み出さないように、カシュー等の透明の目止め塗料を塗布してください。
- 充分に目止め塗料が乾かわせてから、アクリル塗料(チューブに入ったものが良いでしょう)で色入れをし、充分に塗料が乾いてからマスキングを剥がします。
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