これまで オンラインで行ってきた共同研究演習(拓殖大学工学部デザイン学科×(株)LDF/FDA)ですが、 10月19日、 はじめて学生たちが実際に拓殖大学八王子キャンパスの工場に足を運び、レーザー加工機の操作方法について学びました。
8名の参加学生は、教室入口で手の消毒をし、検温とマスク着用を確認。そしてフェイスシールドも配布しました。
また、生徒同士の席もソーシャルディスタンスを保ちながら配置。コロナ禍での久しぶりの授業ということもあり、生徒たちの表情は少し緊張をしている様子でした。
冒頭でアルバレス・ハイメ准教授および夏山CEOから工場での演習の意義についての説明があり、指導を行う助手の羽倉先生、FDAプロデューサー・U-suke、LDFスタッフ・吉田の紹介がありました。
その後は、これまでの授業で生徒たちが検討を重ねてきた課題である「時計」の現状でのアイデアスケッチなどについてそれぞれ発表。
学生たちの発表が終わると、各先生方からの講評が行われました。そして、コロナ禍で演習を行うための試みとして、元拓殖大学工学部デザイン学科教授の竹末FDA理事長にも自宅からリモートで参加していただき、ご意見をいただきました。マイクの音声不良など少々トラブルんもありましたが、竹末先生の専門的な指導にも生徒たちは熱心に耳を傾けていました。
その後、(株)LDF吉田による「レーザーの操作講習」ということで、パラメータの使い方や実際のレーザーの動かし方や材料についての講義があり、
生徒たちは各々Adobe Illustratorで作ってきた自分の「ネームプレート」データを使って、ベニヤやアクリルなどさまざまな素材を使って加工しました。
実際に体験することでレーザーカッターの機能性や、素材とパラメータの調整方法、 制作時間を肌で感じて学ぶことができたようです。
最後に機械のメンテナンスの仕方も教わったところで授業は終了。
次回は、23日金曜日。
工場での演習はあと3回のみなので、生徒たちは課題の「時計」の制作データを作ってレーザー加工機でさらに試作していくこととなっています。
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