9月末から始まった(株)LDF/FDAと、拓殖大学工学部デザイン学科(アルバレスハイメ准教授)との共同研究演習の最終プレゼンテーションが、12月21日にリモートの形で行われました。
レーザーカッター加工機(EPILOG CO2レーザー)を使って「 時計(置き・掛け)」を制作する今回の授業は、コロナ禍で行われたため、コンセプトやアイデア展開・イラストレーターでの加工データの作成などの指導は、リモートで実施し、大学の工場で行われた対面授業は4回のみ。
そのような状況の中でも生徒たちは、レーザーカッターの操作方法を習得し、独自のアイデアを形にしていました。
全員の最終プレゼン終了後にLDF/FDAスタッフで協議し、3名を表彰しました。
レーザーカッター加工の可能性の追求とデザイン性が評価され受賞した作品はこちら。
【LDF賞】
コンセプト「和室に親しみをもてる、楽しいデザイン」
月をモチーフにLEDで影絵の表現
材料:ベニヤ板・バルカナイズドファイバー・バルサ材・ストリングライト
【FDA賞】
コンセプト「立体を表現した時計」
ジョイントパーツを使って三枚の大きさの違う板をつなげて立体感を表現。
材料:ベニヤ板
【特別賞】
コンセプト「インパクトを⽇常に取り⼊れる」
化学記号をモチーフに
材料:ベニヤ板・アクリル(各色)・アクリル二層板(金/黒)
以下、完成されたその他の作品です。
コンセプト「見やすい時計」
アクリルとシルバーのアクリル二層板で丸い針を制作。
アクリルと重ねることでまるで金属のように見えている。
材料:ベニヤ板・アクリル二層板(シルバー・黒)・透明アクリル板
コンセプト「パズル×ジオメトリック」
コルクを使って写真を飾れるようにしている。図形の組み合わせをリバーシブルにしたり変化できる。
コンセプト「自分の机を美しく」
バルカナイズドファイバーを使って立体的なバラの花を表現。(置時計×アクセサリーツリー)
材料:バルカナイズドファイバー・ベニヤ板
コンセプト「博物館やミュージアムショップに飾る時計」
アンモナイトの化石がモチーフ
材料・ベニヤ板・アクリル(べっこう色)
ZOOMを使ったオンライン授業
表彰楯にレーザーで受賞者の名前を刻んで授与しました。
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