拓殖大学工場の2F工作室で5月から開始し、7月末までの予定で行われている拓殖大学工学部デザイン学科・アルバレスハイメ教授と、(株)LDF/一般社団法人ファブデザインアソシエーション(FDA)との共同演習。
3年生を対象としたプロダクトデザインⅢ演習ですが、「イヤホンホルダー」に続く二つ目の課題は「鉛筆立てづくり」です。
学生たちは、6月1日、8日、15日と3回に渡って「鉛筆立て」の課題に取り組みました。
リサーチ・アイデアスケッチ発表、そしてレーザーを使って検討して改良を行っていきました。正式な完成品の発表は最終日の7月27日になりますが、悩みながらも学生たちはレーザーの特性を活かしたオリジナルデザインの「鉛筆立て」を制作しました。
▲ハイメ教授による鉛筆立てデザイン制作に向けての講義。
▲カーフベンディング(レーザーを使って板が曲がるように加工する)のテクニックを使った筒形の鉛筆立てを制作中の学生。
▲小さな三角柱型の箱を重ねて使うデザイン。組み立てに小さな止めパーツを使うのと、切断面の焦げ色と彫刻の色をつなげたデザインにするのが特徴。
▲積まれた箱のようなデザイン。板にデザインされた穴を空けて趣を出すべく検討。
▲カラー透明アクリルを使った未来的な鉛筆立てをデザイン。
▲壁にひっかけつタイプの鉛筆立て。接着剤を使わなくてもパーツをはめ込みんで作れるよう設計。カーフベンディングタイプと机におけるタイプのものを制作。
いよいよ次回からは最終課題の「組み立て式商品」。コロナの巣ごもり需要で人気も高かった組み立て式の模型や雑貨など、自分で作る楽しみもある商品のアイデア・デザインを学生たちが考えていきます。
コメントを投稿するにはログインしてください。