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2月7日(金)から2月9日(日)までの3日間、拓殖大学文京キャンパスE館8・9階にて、工学部 デザイン学科&大学院 工学研究科 情報・デザイン工学専攻(デザイン工学コース)による「卒業・修了展」が開催されました。
(株)LDFでは、拓殖大学デザイン学科工学部デザイン学科のアルバレス・ハイメ教授と共同研究を行い、学生たちの演習のレーザー加工機の操作指導サポートをしています。
その関係で、今年も多くの学生が卒業制作にレーザー加工機を活用した作品が多くありました。
(株)LDFおよび一般社団法人ファブデザインアソシエーション(FDA)では、今回の学生たちの卒業制作にも多くのアドバイスやサポートを行いました。
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▲千脇君の寺社風ガチャガチャ。まわず部分も木材で制作。おみくじカプセルが出てきます。
今回の卒業展でひときわ目をひいたのが、ハイメ研の千脇君が制作した大きな社寺建築風ガチャガチャ。
テーマは「景観に配慮したガチャガチャのおみくじ箱の提案」。内側の構造部品を3Dプリンターで作った以外は、ほぼレーザー加工機で木材を加工して制作されています。
今後は、一般社団法人ファブデザインアソシエーション(FDA)でさらにブラッシュアップし、商品化の検討も行っていきます。
また、同じくハイメ研でマレーシアからの留学生・ムハンマドファッワズ君のテーマは、「都市環境に藻類を組み込むためのデザイン提案」。
この提案は、「エコプロ展」で奨励賞を受賞しました。
大気汚染の改善と景観との調和を目的のために、樹木よりも二酸化炭素を多く吸収し、酸素を生産する能力に優れてい藻類を活用した空気浄化のアイデアでこちらにもレーザー加工機が多く活用されています。
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▲サンプル作品の一部をレーザー加工機で制作。
上記以外にも多くの学生たちがレーザー加工機を活用していました。