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レーザーの疑問に答えます!~レーザーとレーザどっちが正しい?~

レーザー加工機ドットムへのアクセスが最近増えつつあり大変ありがたい限りです。

皆様どのようにこちらへ辿り着いているかといいますと、レーザーにおける疑問を検索されて来られる方が非常に多い!

些細な疑問から専門的な深い疑問まで様々なのですが、せっかくなので皆様の疑問にお答えしていこうと思います。

今回はタイトルの通り「レーザーとレーザどっちが正しい」のか!ということです。

1,なぜ「レーザー」と「レーザ」があるのか

学術書等では「レーザ」と書かれることが多く「コンピュータ」なんかも同じですよね。

なぜ「レーザー」や「コンピューター」のように伸ばさないのか・・・

それはJIS規格で定められていたからです!

JIS(Japanese Industrials Standard)とは日本工業規格のことで、産業製品の規格や測定法を定めた国家規格です。
その中の、「Z8031」では「規格票の様式及び作成方法」が定められています。

2000年に改正されるまでは、
「3音節以上の語は語尾の長音記号を省く・2音節以内の語では省かない・複合語はそれぞれの単語による」
とルールが定められいていました。

2,どっちが正しい?

最新の2019年版では、付属書H「文章の書き方並びに用字,用語,記述符号及び数字」において、外来語の表記が規定されています。https://kikakurui.com/z8/Z8301-2019-01.html
それによると、

H.6 外来語の表記 外来語の表記は,主として“外来語の表記(平成3.6.28 内閣告示第2号)”による。

となっています。

ということで、平成3年6月28日の内閣告示第2号を見てみます。
内閣告示第2号では「一般の社会生活において現代の国語を書き表すための「外来語の表記」のよりどころを、次のように定める。」とあります。
「Ⅲ 撥(はつ)音,促音,長音その他に関するもの」の項目を確認してみましょう。https://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joho/joho/kijun/naikaku/gairai/honbun06.html

3 長音は,原則として長音符号「ー」を用いて書く。
〔例〕 エネルギー オーバーコート グループ ゲーム ショー テーブル
    パーティー
    ウェールズ(地) ポーランド(地) ローマ(地) ゲーテ(人)
    ニュートン(人)

 注1 長音符号の代わりに母音字を添えて書く慣用もある。
    〔例〕 バレエ(舞踊) ミイラ
 注2 「エー」「オー」と書かず,「エイ」「オウ」と書くような慣用のある場合は,それによる。
    〔例〕 エイト ペイント レイアウト スペイン(地) ケインズ(人)
        サラダボウル ボウリング(球技)
 注3 英語の語末の‐er,‐or,‐arなどに当たるものは,原則としてア列の長音とし長音符号「ー」を用いて書き表す。ただし,慣用に応じて「ー」を省くことができる。
    〔例〕 エレベーター ギター コンピューター マフラー
        エレベータ コンピュータ スリッパ

つまり、「レーザー」と「レーザ」どちらが正しいかの答えは、、、

どっちも正解!使い慣れたほうを使おう!です。

なんじゃそらという感じですが、そう書かれているから仕方がないです。

こちらのサイトにもう少し詳しくまとまっています。(少し古い記事です)
http://nifongo.style.coocan.jp/048.htm

3,学術書ではなぜ「レーザ」が多い?

ではなぜ、学術誌などの場面で「レーザ」などの表記が多いのでしょうか。
諸説ありますが、個人的に有力かもと思ったのは、
「データ量、文字数削減のため」
というものです。近年は大きいデータ量を簡単に扱えるようになりましたが、かつては限られたデータ量でしか通信できませんでした。
また、学術誌などでは要約された内容が記載されるため、少しでも省略しようと工夫した結果なのではないでしょうか。

今回の記事はここまで!

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