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水中でレーザー溶接してみた!?

水中でレーザー溶接してみた!?

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こんにちは!株式会社LDFの黒田です。 今回は、水中でレーザー溶接してみた!?について紹介します。

 

水の中レーザー溶接をやってみた!?

「水中でレーザー溶接するとどうなるのか?」をテーマに、実験を行いました。まずは観察内容を順を追って説明し、その後メリット・デメリットを整理します。

サビ取りからスタート

最初に金属表面のサビ取りを実施しました。続いて、レーザーによるサビ取りの詳細は以下の記事で紹介しています。

レーザー溶接機によるサビ取りの解説

観察結果

レーザーを水越しに照射すると、光が揺れ、小さな気泡がすぐに発生しました。さらに、水の冷却効果により、スパッタはほとんど飛び散らず、熱影響も小さく抑えられました。

水中の溶接の様子

水中の溶接の様子

溶接個所の視認性は悪くなったが、同時に眩しさも減った

水中レーザー溶接のメリット

  • まず、スパッタが少なく、作業環境が清潔に保てる
  • 加えて、冷却効果で歪みや熱影響が少し抑えられる
  • さらに、トーチの温度が上がりづらく、連続作業に適している
空気中と水中の溶接比較画像

空気中と水中の溶接比較画像

左:空気中での溶接、右:水中での溶接

水中レーザー溶接のデメリット

  • まず、気泡が発生し、レーザービームを遮断する可能性がある
  • 加えて、容器が小さいとトーチの操作が制限される
  • さらに、水越しでは溶接部位を目視確認しにくい
  • すぐにサビやすくなる

まとめ:水中レーザー溶接の特徴

このように、水中レーザー溶接はスパッタが少なく熱影響も小さいというメリットがあります。一方で、気泡や視認性の低下といった課題もあります。適材適所にはなりますが、やってみると結構楽しかったです!!

今回使用したレーザー溶接機



bodor welder 1500pro

Welder1500 Pro は、過酷な環境下でも、高速に、簡単に、連続してきれいな溶接を可能にします。
高品質の溶接を簡単に行うことができ、試作から量産まで幅広く活躍します。



bodor Air 600/1200

コンパクトボディにBodorPowerとBodorThinker制御システムを搭載した空冷セルフ冷却Air 1200/600は、比較的低出力ながら高効率のレーザーパワーを生成し、最大4mmの母材を溶接することができます。
素材と厚みごとに溶接パラメータのプリセットがあらかじめ用意されているため、レーザー溶接未経験者でも簡単に溶接することが可能となっています。

気になった方は「弊社取扱機種はこちら」から是非ご覧ください😁


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