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第26回～CO2レーザー素材別加工の秘訣【ガラス・革・大理石】～
加工パラメータの設定
- パワーを上げる ⇒ 深く彫れる／厚いものが切れる
- パワーを下げる⇒ 浅く彫れる／厚いものが切れない
出力を上げても加工時間は変わりません。
- スピードを上げる ⇒ 加工時間が早くなる
スピードを上げると加工時間は早くなりますが、加工スポットにレーザーが照射される時間が短くなるので浅くしか彫れない又は薄いものしか切れなくなります（スピードを上げ過ぎるとレンズヘッドの重量慣性でカット軌跡がぶれやすくなります）。
ｄｐｉ： 1インチ（２５．４ｍｍ）当り何回レーザー光をパルス発振させるかの値
ｄｐｉはラスター彫刻の時に有効になります。
- ｄｐｉ値を上げる ⇒ レーザーのドットとドットの間隔が狭まる。
- ｄｐｉを下げると上げた時の逆になります。
間隔が狭まれば狭まるほど、ドットとドットがより重なるようになるので彫りが深くなりますが、ドットの数が多いだけ彫刻時間がかかります。
Ｈｚ：1秒当り何回レーザー光をパルス発光させるかの値
ppi ：1インチ当たり何回レーザー光をパルス発光させるかの値
Ｈｚ/ ppi はベクターカットの時に有効になります。
- Ｈｚ値／ppi値を上げる ⇒ レーザーのパルスとパルスの間隔が狭まる。
間隔が狭まれば狭まるほど、ドットとドットがより重なるようになるので彫りが深くなりますが、ドットの数が多いだけ彫刻時間がかかります。
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