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やさしいレーザー講座 第27回
CO2レーザー加工テクニック
木
ソリッドウッド
木は非常に簡単に彫刻やカットすることができるので、CO2レーザー加工には最適な素材と言えます。
彫刻した部分は茶色くなるので、チェリーやメープルのような明るい色の木は、はっきりしたコントラストを生成し、様々なレーザー加工品を生み出していきます。
木材には、独自の特徴があります。木材によっては黒檀のように他の木材よりも密度が高く硬い木材でカットや彫刻に多くのレーザーパワーが必要なものもあれば、杉のように密度が粗く柔らかい木材で比較的低パワーで加工できるものもあります。
ここに記載されているもの以外の木材で、初めて加工する素材は、端材にテストをおこなってから加工することをお勧めします。
町には木工会社があり、ほぼすべての木に関する豊富な情報を持っています。インターネットにアクセスできる場合は、木材で検索して、確認してください。
- レーザーで使用される最も一般的な木は、桜、ウオールナット、楓、アルダー 、そしてオークです。これらの木は比較的硬く、レーザーと相性のいい木目を持っています。
- 木目は木によって密度が大きく異なります。桜、アルダー、ウオールナット、アルダーそしてメープルは木目が非常に細かいですが、オークの木目は比較的大きな木目を持っています。例えば、 桜やオークに四角形を彫刻すると、桜に彫刻した四角形は均一な深さに彫刻できますが、オークは夏目、冬目の高さが大きく異なり、非常に不均一な外観を持つことになります。
- 桜とアルダーは彫刻に最も人気のある木です。これら2つの木の明るく赤い色は彫刻したときに優れたコントラストを生み出します。
- 生木を彫刻すると、彫刻するときに発生したスモークが木目に入り込んでしまう恐れがあります。これを避けるためには、ドライバー設定で彫刻の方向を下から上方向にしてください。
- オイルステン仕上げの木は、彫刻時に発生した余分なスモークは水洗浄するときれいになります。
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