高性能で低価格(アフターサポート付・税込76万円~)を実現した新しいCO2レーザー加工機「xTool P2」の体験記第3弾です。
これまでのCO2レーザー加工機の彫刻は、平らな表面に加工するのが基本で、専用治具などを使うことでガラスコップのような材料の曲面にも加工をすることができました。
このxToolP2では、曲面レーザーヘッドに搭載されたセンサーを使って彫刻面の3Dデータを作成し、その曲面へのレーザーカット・彫刻が可能になっています。
そこで、今回はその曲面加工に挑戦してみます。
LDFの商材・木製「メジャーキーホルダー」を使って側面に加工したいと思います。
まず、adobe Illustratorで制作したデータを別名で保存>SVGで保存。
「xTool Creative Space」というxTool専用ソフトを使ってSVG画像を取り込みます。
そして「曲面の測定」ボタンを押します。
加工材料を動かないように固定して、加工する部分(四角)のはじまりと終わりの地点をチェックして測定(スキャン)します。
▲赤いスポットを見ながら矢印ボタンで調整し、測定する四角エリアの左上と右下の座標位置をボタンでマークしますこの測定では、曲面の精度が調整できます。制度が細かくなればばるほど、スキャンの時間が長くなります。
計測が終わると、測定したデータのプレビューを3Dで見ることができ、そのプレビューを使って、彫刻するデータの位置合わせをすることもできます。
このxTool P2は、1月20日~2月28日まで、拓殖大学産学連携研究センター(八王子国際キャンパス)にて体験会を開催しています。興味のある方は、(株)LDFレーザーシステム事業部までご連絡ください。
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