
11/26日からから東京ビックサイトにて開催される、産業交流展にLDFが出展予定です。
間近に迫り、社内も準備でバタついてきました!
今回は産業交流展の当日に使う予定の、SNSボードをレーザーで作っていきたいと思います!
実は弊社、ちょびちょびではありますが各種SNSを日々更新しています😏
なかなかフォロワーが伸びないので、イベント出店はビッグチャンスなんです!
まずは簡単に大まかなデザインを考えました!

とりあえずこんな感じになりました!
これをもとに、レーザーを活用した設計とデータ作りを行っていきます。

稚拙ながら簡単に設計図を書いてみました。
3層の板から構成され、1層目は表面、2層目は2層板を使用してQRコードやLDFのロゴを表現、3層目には文字を彫刻する。
といった算段です。
今回は、xToolの純正ソフト「xTool Studio」を使用してデータを作成します。

こんな感じでデータが完成しました。
2層目は、青地に白塗装の二層板をベースに、白地に緑、赤、黒それぞれの二層板をはめ込むような仕組みです。
LDFロゴの文字はグレーなので、グレーの二層板を切り出して、ロゴの文字を表現します。

全体を重ねるとこんな感じ。
それでは早速、切り出していきましょう。
1層目
まずは、1層目の作成に入ります。
素材は木にしてみました。
理由はレーザーといえば木かな、という作者が勝手に思ったからです!
レーザーはxTool S1を使用しました。
木に彫刻する場合は、S1などのダイオードレーザーのほうがよりはっきり刻印できます。
2層目
2層目は、合計5枚の二層板からできています。
そもそも二層板とは、色のついた樹脂版に塗装やフィルムで加工がされていて、レザーで塗装・フィルムをはがすことによってもともとの樹脂の色が出るというレーザー専用の特殊な素材です。
メインとなるのは、青い樹脂版に白いフィルムがついているタイプ。
レーザーで彫刻した部分だけが青色に変わります。
その中に、白色樹脂版を加工した4種類の二層板をはめ込みます。
isntagramは緑のフィルム、YouTubeは赤のフィルム、Xは黒のフィルムといった感じです。
それぞれ彫刻した部分だけが白色になります。
最後の1枚はグレーフィルムの二層版ですが、これはロゴのグレーの部分に使いたいので、彫刻はしません。
二層板としてのアイデンティティが活かされず、最もかわいそうな部品といえます。
ー切断ー
切断はP2で行いました。
樹脂などの板は光が透けやすいので、CO2レーザーが一番きれいに切断できます。
ー刻印ー
刻印はF1 Ultraで行いました。
今回はQRコードの刻印なので、細かい加工が得意なガルバノ方式のレーザーを採用しています。
3層目
3層目も1層目と同じ理由で、木材、S1を使用しています。
配置をミスして上部が少し欠けてしまいましたが、これはこれでおしゃれということにして、次に進みましょう!
組み立て
すべての部品の準備が整ったら、早速組み立てていきましょう!
それぞれの層の4隅には直径4㎜の穴が開いていて、ここをねじとボルトで固定していきます。
完成品がこちら!

いい出来ではないでしょうか!
二層板の色をあえてはみ出して設計することで、輪郭線を表現したかったのですが、思ったよりずれてしまったのが反省ポイントです。
ちなみに、組み立てただけでは自立しないので、おまけで専用スタンドも作りました!
スタンド
飾るとこんな感じ!

10/26日からの産業交流展で展示しますので、ぜひ見に来てください!
ちなみに、会場にはP2、S1、F2 Ultraの実機も展示する予定です!
ご覧いただきありがとうございました!
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