レーザー加工機ドットコムBLOG

xTool初心者がxToolを使ってみた。- M1 Ultra 編➂

レーザー加工機ドットコムをご覧の皆さんこんにちは、新人です!
ようやく少しずつ仕事が手についてきた感じがしてます。

今回の企画は、「M1 Ultraを使ってみよう!」のPart3です。

前回はこちら!


 

前回までで、M1 Ultraに元からついている純正のアタッチメントについては解説しました。
今回は、追加購入することで使用できるアタッチメントの「ホットフォイルペン」を深堀していきます!

10、ホットフォイルペンについて

まずこのホットフォイルペン、何ができるのかというと、ずばり箔押しです。

よく、卒業証書やポチ袋などでこのような金色の文字やイラストを目にすると思います。

これがいわゆる箔押しです。金などの金属をフィルム状になるまで伸ばし、それを熱や圧力をかけて圧着させます。近年は、ホログラム箔などの変わり種も出てきています。
ホットフォイルペンを使えば、これが簡単にできるわけです!

(ちなみに、純正アタッチメントにも転写チップがついていますが、こちらは圧力だけでくっつけるため、熱と圧力でくっつけるホットフォイルペンの接着力には劣ります。)

11、早速使ってみよう!

それでは使ってみましょう。
前回の記事でつくったカードに文字を箔押しして、おしゃれなメッセージカードにしたいと思います。

なんと、自分の想像よりもはるかにきれいに箔押しできました!
他にもいろいろ試してみたくなりますね。

前々回で切り取ったお花の画像に額縁を作って、名入れをしてみました。

完成品がこちら!
こちらは木材(MDF)への箔押しでしたが、かなりきれいにつきましたね!

12、そのほかの素材

紙、木材への箔押しはとてもきれいにできましたが、そのほかの素材にはどうでしょうか。
レーザー加工機でよく使われている素材であるアクリルとレザーで試してみましょう!

アクリル

上側がそのまま箔押ししたもの。
下側が彫刻の上から箔押ししたものです。

どちらも線の部分はしっかりつきましたが、面部分にむらが出てしまいました。
彫刻の上から箔押ししたほうがよりしっかりくっつきました。
今回はお試しでやったので、パラメーターを見直せばもう少しきれいにつけることができるかもしれません。

彫刻は今回、P2Sで行いました。M1 Ultraではほとんどのアクリルの加工ができないためです。
しかし彫刻と箔押しがうまく重ならず、ずれてしまいました。
治具や印をしっかりと準備して、ずれないように工夫する必要がありますね。

ちなみに、しっかりくっついてる部分は爪でカリカリしてもはがれませんでした!

レザー

レザーは凹凸が大きいせいかかなりむらが出てしまいました。
何度かパラメーターを調整して試しましたが、きれいに均一な金色を出すのは難しかったです。

ただこちらもカリカリテストは合格!
もう少し研究して、きれいに箔押ししたいですね。

さて、今回はホットフォイルペンを使った箔押しの紹介でした!
なんと今回でM1 Ultra編は最終回になります!
たくさんの機能を紹介してきましたが、使ってみたい機能はありましたでしょうか。
本当に持て余しそうなほど多機能ですよね!
ご覧いただき、ありがとうございました!

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ご覧いただきありがとうございました!

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